里山のようなリサイクル工場を目指して
里山は人と自然が共生した場所。
人の営みの中で自然を尊重し、その恩恵を受けた場所。
近代的なプラントを設ければ効率は上がるかもしれませんが、密閉・機械化されたプラントはあまりに無機的です。
自然資源を再び使わせていただく緑のリサイクル工場だからこそ、生物の多様性を大切にします。
ここでは、微生物や昆虫、小動物たちが暮らし、裏山から鹿や猪もひょっこり顔を出します。
春には小鳥のさえずりが響き、夏は植物の力強い成長を感じ、秋には紅葉と自然の実りに心を奪われ、冬は寒さに耐えながら春の訪れを待つ。
植物の命を次の命へとつなぐ「グリーンリサイクル」。
この緑豊かな環境の中でで、私たちは今日もそのバトンを受け取り、未来へとつないでいます。
剪定生木